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Garmin Venu 4とVenu X1を徹底比較!違い・選び方を解説

モデル別

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スマートウォッチ市場の中でも、健康管理やフィットネス機能に優れたモデルとして人気の高い「Garmin(ガーミン)」。

2025年に登場したVenu 4とVenu X1は、どちらも最新のテクノロジーを搭載した注目モデルです。

しかし、価格差はおよそ5万円。

「Venu 4で十分なのか?」「X1を選ぶ価値はあるのか?」と迷う方も多いでしょう。

本記事では、両モデルのスペック・機能の違いを徹底比較 し、ライフスタイルや目的別におすすめの選び方を解説します。

これを読めば、あなたに最適な1本が分かるはずです。

目次

Venu 4


Venu X1


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Garmin Venu 4とVenu X1の基本スペック比較

両モデルの最大の違いは「サイズ感・ディスプレイ性能・バッテリー持ち・価格」にあります。

まずは基本スペックを整理してみましょう。

価格・サイズ・重量の違い

Venu 4

  • 価格:79,800円(税込)
  • サイズ:45mm / 41mm の2サイズ展開
  • 重量:約50g(バンド含む)
  • 厚み:約12mm

Venu X1

  • 価格:129,800円(税込)
  • サイズ:41×46×7.9mm(ワンサイズ)
  • 重量:34g(バンド含め40g)
  • 厚み:わずか7.9mm

Venu 4はバランスの良いサイズ展開、Venu X1は「圧倒的な薄型軽量設計」で長時間着けても疲れにくいのが特徴です。

ディスプレイ性能

  • Venu 4:1.4インチ AMOLED ディスプレイ
  • Venu X1:2インチ AMOLED ディスプレイ(サファイアガラス採用、解像度 448×486)

Venu X1は圧倒的に大画面。

地図表示やワークアウトのデータ確認がとても見やすく、登山やゴルフなどのアクティビティに最適です。

バッテリー持続時間の比較

Venu 4

  • スマートウォッチモード:約12日間
  • GPSモード:約20時間

Venu X1

  • スマートウォッチモード:約8日間
  • GPSモード:約16時間
  • マルチGNSS+音楽:約7時間

バッテリーはVenu 4のほうが長持ち。

一方でVenu X1は高解像度・大画面ディスプレイのため、やや短めになっています。

Garmin Venu 4とVenu X1の比較表

項目 Venu 4 Venu X1
価格 79,800円(税込) 129,800円(税込)
サイズ・重量 45mm / 41mm、約50g 41×46×7.9mm、34g(バンド込み40g)
ディスプレイ 1.4インチ AMOLED 2インチ AMOLED、サファイアガラス、解像度448×486
バッテリー持ち 約12日(スマートウォッチ)
約20時間(GPS)
約8日(スマートウォッチ)
約16時間(GPS)
約7時間(GNSS+音楽)
健康管理機能 心拍計、睡眠スコア、HRV、Body Battery、ストレス測定 Venu 4の機能+皮膚温、呼吸変動、モーニングレポート、レッドシフトモード
スポーツ対応 80種類以上のアクティビティ
ラン、筋トレ、ヨガ、トライアスロンなど
100種類以上+上級機能
ランニングパワー、ランダイナミクス、VO2 Max、ClimbPro、FTP測定など
ゴルフ機能 コース対応、距離表示、スコアカード フルカラーコースマップ、ショット飛距離、PlaysLike距離、グリーンビュー
ナビ機能 GNSSマルチバンド、TracBack、コースナビ 日本詳細地形図プリインストール、フルカラー地図、ダイナミックラウンドトリップ
スマート機能 通知、通話拒否、音楽保存、Garmin Pay / Suica Venu 4機能+株価トラッカー、GameOn、電卓、文字サイズ変更
セーフティ機能 転倒検出、緊急通知 Venu 4の機能+GroupTrack、LiveTrack強化
おすすめタイプ 健康管理・フィットネスを手軽に楽しみたい人 本格的にスポーツや登山・ゴルフに取り組む人

両モデルを比較すると、Venu 4は「価格と機能のバランス」に優れたモデル、Venu X1は「より本格的でハイエンドな機能」を備えたモデルといえます。



健康管理機能の違い

GarminのVenuシリーズは「フィットネスだけでなく、日常の健康管理もできる」点が大きな魅力です。

Venu 4とVenu X1は共通する機能も多いですが、X1ではさらに計測範囲が広がっています。

心拍・睡眠・ストレス計測の比較

Venu 4

  • 光学式心拍計(常時計測)
  • 睡眠スコア & 睡眠コーチ
  • HRVステータス
  • ストレスレベル測定
  • Body Battery(体のエネルギー残量を数値化)

Venu X1

  • 上記に加えて、皮膚温の変化や呼吸変動も記録
  • 「モーニングレポート」で睡眠・回復・トレーニング準備度をまとめて確認
  • レッドシフトモード(画面を赤系にして夜間の睡眠サイクルへの影響を軽減)

どちらも睡眠やストレスの状態を数値で把握できますが、X1は皮膚温や呼吸変動など新しいバイタルデータをプラスして、より総合的な体調管理が可能になっています。

Venu X1特有の健康サポート

  • 皮膚温トラッキング:発熱や体調変化の兆候を把握しやすい
  • 呼吸変動のモニタリング:ストレスや体調不良の早期発見につながる
  • レッドシフトモード:夜間使用でも睡眠の質を妨げにくい
  • モーニングレポート:起床時に体調・回復度をまとめてチェック

特にアスリートや体調管理を重視する人にとっては、X1の「より細かいデータ取得」がメリットとなります。

スポーツ・フィットネス機能の違い

Garminといえばランニングやサイクリングなどのトレーニングサポートに強いブランドです。

Venu 4とX1はどちらも100種類以上のスポーツアプリに対応していますが、X1はより「アスリート向けの上級機能」が充実しています。

共通の対応スポーツ

  • ランニング(屋内・屋外、トラック、バーチャルラン)
  • サイクリング(ロードバイク、MTB、室内バイクなど)
  • スイム(プール・オープンウォーター)
  • ゴルフ(世界43,000以上のコース対応)
  • 筋トレ、HIIT、ヨガ、ピラティス、ウォーキング
  • トライアスロンやマルチスポーツ

基本的なスポーツ対応はどちらも十分。

日常の運動からトライアスロンまで幅広くカバーできます。

Venu X1の上級トレーニング機能

ランニング関連

  • ランニングパワー(光学式心拍で算出)
  • ランニングダイナミクス(ピッチ、接地時間、上下動など)
  • PacePro(コースごとの最適ペース配分を提案)
  • ClimbPro(上り坂の残り距離・標高をリアルタイム表示)
  • VO2 Max測定(ラン、トレイルラン別に計測)

サイクリング関連

  • FTP測定(別売センサー使用)
  • MTBダイナミクス(ジャンプや走行の流れを分析)
  • Variaレーダーとの互換性

トレーニング全般

  • トレーニングレディネス(その日の運動適性を判定)
  • トレーニングステータス(オーバートレーニングや負荷のバランスを把握)
  • リカバリータイム(次の運動までに必要な休養時間を算出)
  • Garminコーチ(ラン・サイクル・筋トレのプランを自動生成)

X1は「今どのくらい走れるか?」「どれくらい休むべきか?」を数値で示してくれるため、本格的に記録を伸ばしたいランナーやサイクリストにとって強力な相棒になります。

ゴルフ機能の違い

Venu 4

  • 基本的なコースデータ、距離表示、スコアカード

Venu X1

  • フルカラーコースマップ
  • ショット飛距離を自動計測
  • PlaysLike距離(高低差を考慮した距離表示)
  • ハザード情報、グリーンビュー(手動でピン位置変更可能)
  • ゴルフ専用アプリ「Garmin Golf」と連携可能

ゴルフでの使い勝手はX1が圧倒的に上。

ラウンド中の詳細データ分析まで可能です。

アウトドア・ナビゲーション機能

Garminの強みのひとつが「GPS精度」と「ナビゲーション機能」。

特に登山やサイクリングなどアウトドア用途では、Venu 4とX1で大きな違いが見られます。

Venu 4のナビゲーション機能

  • マルチバンドGNSS(SatIQ対応)で高精度測位
  • TracBack(来た道を正確に戻る機能)
  • コースナビゲーション(事前にルートを設定して案内)
  • 2地点間ナビ
  • 高度計・気圧計・コンパス(ABCセンサー内蔵)

Venu 4は基本的なアウトドアナビ機能が揃っており、登山やトレッキング、ランニングコースの確認に十分対応可能です。

Venu X1のナビゲーション機能

  • 上記に加えて 日本詳細地形図を標準搭載
  • フルカラー地図表示で直感的に現在位置やルートを把握可能
  • ClimbPro(登り坂の勾配・残り距離をリアルタイム表示)
  • ダイナミックラウンドトリップ(スタート地点に戻る新しいルートを自動生成)
  • スキーリゾート地図、ゴルフ場詳細地図も搭載
  • UltraTracモードでバッテリー節約しながらGPS記録

X1は地図機能が圧倒的に強力で、登山やトレイルラン、サイクリングなどで「紙地図やスマホなしでも安心できるレベル」のナビ性能を備えています。

スマートウォッチ機能の比較

GarminのVenuシリーズは、トレーニングや健康管理に強いだけでなく、日常生活で便利に使える「スマートウォッチ機能」も充実しています。

Venu 4とVenu X1には共通点も多いですが、X1ではさらに生活を豊かにする機能が追加されています。

通知・通話・音楽機能

共通機能

  • スマートフォン通知(着信、メッセージ、アプリ通知)
  • Androidはテキスト返信や通話拒否が可能
  • 音楽保存(最大2,000曲) & Spotify / Amazon Music / LINE Music対応
  • Garmin Messengerアプリ対応

音楽をスマホなしで楽しめる点は両モデル共通で、ランニングやジムでの利用に便利です。

Garmin Pay / Suica

Venu 4 / Venu X1 共通

  • Garmin Pay対応
  • Suica対応(タッチ決済OK)

電車通勤やランニング中の自販機利用など、日常でのキャッシュレス決済に便利です。

Venu X1特有の便利機能

  • 株価トラッカー:保有銘柄や市場状況をウォッチ上で確認可能
  • GameOn機能:ゲームプレイ中に通知を最小化し集中できる
  • フォーカスモード:仕事や勉強中に必要な通知だけを受け取る
  • 電卓機能:ちょっとした計算に便利
  • 複数の文字サイズ設定:視認性をカスタマイズ可能

X1は単なるフィットネスウォッチを超えて、「生活を快適にするためのスマート機能」が豊富に搭載されています。

どちらを選ぶべき?おすすめの選び方

Garmin Venu 4とVenu X1は、どちらも日常の健康管理からスポーツ、アウトドアまで幅広く対応できる万能モデルです。

ただし、価格差や機能の方向性から「おすすめできるユーザータイプ」が異なります。

コスパ重視・初心者にはVenu 4

  • 初めてGarminを使う人
  • 健康管理や日常の運動を中心に使いたい人
  • 価格を抑えつつ十分な機能を求める人

Venu 4は 7万円台 という価格で、健康管理・運動記録・Suica・音楽再生まで一通り揃っているため、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

本格派トレーニングやアウトドア派にはVenu X1

  • マラソンやトライアスロンに挑戦したい人
  • 登山やトレイルラン、サイクリングを本格的に楽しむ人
  • 詳細な地図や高度なトレーニングデータを必要とする人

Venu X1は12万円台と高額ですが、詳細地形図や上級トレーニング機能、ゴルフ機能など、アスリートやアウトドア愛好者にとって頼れる相棒になります。

ゴルフ・登山・マルチスポーツユーザーはVenu X1

  • ゴルフで詳細なショット分析を行いたい人
  • 登山やトレイルで地図を手元で確認したい人
  • 複数スポーツを横断して本格的に取り組む人

このようなユーザーにはVenu X1がベスト。

単なる「時計」ではなく、日常から競技レベルまでサポートしてくれる多機能デバイスです。

まとめ

Garmin Venu 4とVenu X1はどちらも優れたスマートウォッチですが、選び方の基準は「目的」と「使い方」によって変わります。

  • Venu 4:コスパ重視・日常の健康管理と運動記録に最適
  • Venu X1:本格的なトレーニング・アウトドア・ゴルフや登山に最適

価格差は大きいものの、ライフスタイルに合ったモデルを選べば満足度は非常に高いでしょう。

Venu 4


Venu X1


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