Garmin Venu X1レビュー|Apple Watch Ultra超えの薄型・高機能モデル
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2025年6月26日、Garminはこれまでの常識を覆すような新型スマートウォッチ「Venu X1」を発売しました。
従来の丸形デザインから一転し、Apple Watch Ultra 2を思わせる四角い大画面を採用。
Garmin史上最大となる2インチのAMOLEDディスプレイ、厚さわずか7.9mmという薄型設計、さらに通話対応やLEDライト搭載など、日常生活にもフィットする万能モデルです。
特に注目すべきは、Garminユーザーのみならず、Apple Watchユーザーにとっても魅力的な仕様が詰め込まれている点です。
本記事では、Venu X1の特徴・Apple Watch Ultra 2との比較・実際の使用感をもとに、「買うべきかどうか?」を徹底レビューしていきます。
目次
- Garmin Venu X1の基本スペックと特徴
- Apple Watch Ultra 2との比較レビュー
- Venu X1が向いている人/おすすめできない人
- 実際の使用感レビュー(実機体験に基づく)
- Venu X1を選ぶ理由と結論
- まとめ
Garmin Venu X1の基本スペックと特徴
Garmin Venu X1は、これまでのGarminスマートウォッチとは一線を画す革新的なモデルです。
デザイン、操作性、機能のすべてにおいて、従来の「アスリート向け」から「日常にもフィットするスマートさ」へと進化しています。
Garmin史上最大の2インチAMOLEDディスプレイ
Venu X1最大の特徴は、Garmin史上初の2インチAMOLEDディスプレイです。
四角形の大画面により、情報量が圧倒的に増加。
最大8つのデータフィールドを一度に表示でき、視認性が格段に向上しています。
さらに、画面には傷に強いサファイアレンズを採用しており、屋外アクティビティやアウトドアでも安心して使用できます。
厚さ7.9mm・重さ40gの超薄型設計
「大画面=重い」という常識を覆すのが、Venu X1の超軽量設計です。
チタンケースバックを採用したことで、全体の重量はわずか40g。
さらに厚さは7.9mmに抑えられており、長時間の装着でもストレスを感じにくい構造です。
睡眠時でも快適に着用できる点は、健康管理重視派には大きなメリットでしょう。
スピーカー&マイク内蔵で通話・音声操作も可能
Garminの一部上位機種(fenix 8など)で採用されていたスピーカー&マイク機能が、Venu X1にも搭載。
スマートフォンと連携することで、通話や音声アシスタントの操作が可能です。
加えて、音声メモを録音したり、音声コマンドで機能を呼び出すこともできるため、アクティブシーンでも画面に触れずに操作できます。
LEDフラッシュライトや電卓など日常機能も充実
実用性の高さを裏付けるのが、LEDフラッシュライト機能。
白色LEDに加え、夜間行動や視認性を高める赤色LEDモードにも対応しています。
また、Apple Watch Ultraでも評価が高かった電卓アプリを内蔵。日常使いの利便性にも配慮されたスマート設計です。
Apple Watch Ultra 2との比較レビュー
Garmin Venu X1は、その見た目や機能性からApple Watch Ultra 2としばしば比較されます。
どちらもプレミアムモデルでありながら、目指す方向性や強みには明確な違いがあります。
ここでは、デザイン、操作性、バッテリー持ち、健康管理機能の4つの視点で比較していきます。
デザインと装着感の違い
Apple Watch Ultra 2は重厚感あるデザインで約61g(バンド込み)と比較的重め。
一方のVenu X1は、わずか40gの軽量設計で、日常から就寝時までストレスフリーな装着感を実現しています。
加えて、Venu X1の7.9mmの薄型ボディは、スーツや長袖シャツにも引っかかりにくく、ビジネスシーンにもマッチします。
操作性(タッチ vs ボタン構成)
Apple Watchはタッチ操作+デジタルクラウンが基本ですが、Venu X1はタッチ操作+2つの物理ボタンで構成されています。
他のGarmin機種(5ボタン構成)に慣れているユーザーにとっては少し戸惑うかもしれませんが、ショートカット割り当て機能により自分好みにカスタマイズ可能。
音声コマンドにも対応しているため、使いこなせばむしろ操作はシンプルです。
バッテリー持ちと駆動時間の差
Garmin Venu X1の最大のアドバンテージはバッテリーです。
- 常時表示OFF:最大8日間持続
- 常時表示ON:約2日
- GPSモード:14〜16時間稼働
対してApple Watch Ultra 2は、通常使用で最大36時間程度。
特にアウトドアや旅行時において、充電の手間が減るのは大きな魅力です。
ヘルス・アクティビティ管理機能の強み比較
両機種ともに高度な健康管理機能を備えていますが、Garminはアスリート寄りの機能が豊富です。
- HRVステータス/Body Battery/ストレスレベル
- 睡眠スコア+コーチ/酸素トラッキング
- 100種類以上のアクティビティに対応
- ゴルフスコアや地図ナビゲーションも可能
一方で、Apple WatchはECG(心電図)やAFib通知など、医療データ寄りのトラッキングに強みがあります。
ユーザーが求める用途に応じて、どちらが適しているかは異なります。
Venu X1が向いている人/おすすめできない人
Garmin Venu X1は非常に高機能で完成度の高いスマートウォッチですが、すべてのユーザーに最適とは限りません。
Venu X1が特にフィットするユーザー層と、逆に他の選択肢を検討すべきケースを紹介します。
こんな人におすすめ!
Apple Watch Ultra 2が「重すぎる」「厚すぎる」と感じた人
40g&7.9mmという軽量薄型設計は、長時間装着してもストレスが少なく、就寝時やスポーツ時でも快適です。
バッテリー持ちを重視したい人
Garminらしく、バッテリーは常時表示OFFで最大8日間。
週末のアウトドアや旅行にも十分対応可能です。
スポーツ・アウトドアでの機能性を求める人
100種類以上のアクティビティ対応、地図ナビ、ゴルフ機能など、本格的なアクティブ用途に強みがあります。
スマート機能も妥協したくないGarminユーザー
通話・音声メモ・音楽保存・Suica決済・電卓・株価表示など、GarminでここまでできるのはX1ならではです。
購入を見送るべきケースとは?
心電図(ECG)や医療系機能が必須の人
Venu X1はECG非対応のため、心臓関連のデータ取得を重視するならApple Watch Series 9~/Ultra 2の方が適しています。
完全な物理ボタン操作に慣れているGarmin愛用者
タッチ+2ボタン操作に戸惑う可能性があります。
fēnixやepixシリーズの操作性が合っている方は注意が必要です。
AMOLEDのバッテリー消耗が気になる人
常時表示ONだと2日程度の持ち時間になるため、バッテリー最優先の人にはデメリットと感じることもあります。
実際の使用感レビュー(実機体験に基づく)
Garmin Venu X1は、スペックだけでなく「使い心地」でもその進化を実感できるスマートウォッチです。
ここでは、実際に着用・使用してみて感じた日常での快適さ、運動時の操作性、健康管理機能の実用性についてリアルな視点でレビューしていきます。
日常使いの快適さ
何より驚いたのは、「着けていることを忘れるほどの軽さと薄さ」です。
40gという軽量性と、快適さを追求したComfortFitバンドにより、ビジネスからカジュアル、睡眠中まで違和感なく着用可能です。
また、2インチの大画面は通知の確認や天気・スケジュール表示に最適。
文字が大きく視認性も高いため、特に中高年層や視力に不安がある方にも使いやすい仕様となっています。
トレーニング中の操作性
タッチ操作が基本とはいえ、物理ボタン2つのカスタムショートカット機能が非常に便利。
トレーニング中でも片手で素早くラップタイムを取ったり、ミュージックをコントロールできます。
特にランニングや筋トレ時のレスポンスも良く、画面が汗で反応しにくくなるようなストレスもほぼありませんでした。
GPS精度も高く、地図ナビゲーションもスムーズ。
ウォーキングや登山など、迷いやすいシーンでもしっかり役立ってくれます。
睡眠やストレス管理の有用性
Garminの強みである健康トラッキング機能も健在です。
Body Batteryによるエネルギー残量の可視化、睡眠スコアとアドバイス、ストレスレベルの把握などが毎日自動で記録され、生活の質の改善に役立ちます。
また、時差ぼけアドバイザーやレッドシフトモード(夜間のブルーライトカット)など、ビジネス出張や海外旅行を想定した便利機能も充実していました。
Venu X1を選ぶ理由と結論
Garmin Venu X1は、これまでのGarminウォッチの枠を超え、日常使い・スポーツ・ビジネスのあらゆるシーンにフィットする「オールラウンドなスマートウォッチ」へと進化しました。
他モデルとの違い・差別化ポイント
- デザインの進化:Apple Watchを彷彿とさせるスクエア型と、2インチのAMOLEDディスプレイで一目で情報を確認可能。
- 薄型軽量ボディ:わずか40g・厚さ7.9mmはGarmin史上トップクラスの装着感。
- スマート機能の充実:通話・音声メモ・音楽保存・Suica・LEDライト・電卓など、これまでにない“日常性”を備える。
- アスリート向け機能の継承:100種類以上のアクティビティ・詳細な健康トラッキング・地図ナビゲーションも万全。
このように、Apple Watchのスマート性とGarminのフィットネス性能を融合した唯一無二の存在といえるでしょう。
買う前にチェックしておくべき注意点
- ECG(心電図)は非対応:医療データを重視するならApple Watchシリーズの方が適しています。
- 物理ボタン少なめ:操作性に慣れが必要。タッチ操作がメインとなります。
- 常時表示ONではバッテリーは2日程度:ヘビーユーザーは充電頻度に注意が必要です。
まとめ
Garmin Venu X1は、「スポーツ特化型」「ビジネス特化型」などに偏らず、あらゆるユーザーにとっての最適解となり得るスマートウォッチです。
特に、Apple Watch Ultra 2の重量やデザインに不満を感じていた方には、最良の代替製品となるでしょう。
軽くて、薄くて、多機能。
日常でもアクティブでも使える1台を探しているなら、Venu X1は非常におすすめです。
Venu X1対応の交換バンド