Garmin GPSMAP H1/H1i Plus発売!特徴・違い・選び方を徹底解説
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登山やアウトドアでのナビゲーションに欠かせないGarminのGPSハンドヘルドシリーズに、2025年9月18日、新たなモデルが登場します。
その名も 「GPSMAP H1」 と 「GPSMAP H1i Plus」。
従来モデルから大きく進化した測位性能や耐久性に加え、inReach衛星通信やカメラ機能を搭載した最上位版もラインナップされ、選択肢が広がりました。
本記事では、この2モデルの特徴や違いをわかりやすく比較し、登山者やアウトドア愛好家がどちらを選ぶべきかを徹底解説していきます。
目次
Garmin GPSMAP H1/H1i Plusとは?
Garmin GPSMAP H1/H1i Plusは、アウトドア愛好家やプロフェッショナル向けに設計された最新のハンドヘルドGPSデバイスです。
登山やトレッキング、キャンプといったアクティビティはもちろん、海や雪山など過酷な環境下でも安定した測位性能を発揮します。
従来モデルからの進化点として、高精度なGNSS対応やinReach衛星通信(H1i Plusモデル)、さらに直感的に操作できるインターフェースを搭載しており、冒険やフィールドワークに欠かせない頼れる相棒となっています。
最新アウトドア向けハンドヘルドGPS
GPSMAP H1シリーズは、登山やハイキング、キャンプ、バックカントリーなど、スマートフォンだけでは不安な環境で頼りになるハンドヘルド型GPSナビゲーターです。
特にH1i Plusは、GarminのinReach衛星通信に対応しており、携帯電話の圏外でもSOS発信やテキストメッセージの送受信が可能。
まさに「究極のアウトドア安全デバイス」といえる存在です。
発売日と価格(H1とH1i Plusの比較)
Garmin公式サイトによると、両モデルの発売日は 2025年9月18日。価格は以下の通りです。
モデル | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|
GPSMAP H1 | 103,800円 | ベーシックモデル。高精度GNSS・地形図対応・防水堅牢設計 |
GPSMAP H1i Plus | 151,800円 | カメラ搭載、inReach衛星通信対応、SOS・メッセージ機能付き |
価格差は約48,000円。
この差を「安心と機能の違い」と考えるか、「不要な機能は削ってコスパ重視」とするかが選び方のポイントとなります。
GPSMAP H1/H1i Plusの主な特徴
GPSMAP H1/H1i Plusは、アウトドア活動やフィールドワークで頼れる性能を備えたハンドヘルドGPSです。
特に注目すべきは、マルチバンドGNSSによる高精度な測位と、過酷な環境でも安心できるバッテリー性能。
長時間の登山やトレッキング、探検などでも安定したナビゲーションを提供します。
ここからは、GPSMAP H1/H1i Plusの特徴を一つずつ掘り下げて解説していきます。
高精度GNSS測位と長時間バッテリー
GPSMAP H1シリーズは、GPS・Galileo・みちびき・BeiDou・IRNSSといった 複数の衛星測位システムに対応。
さらにマルチバンドGNSSを利用することで、山岳地帯や谷間などでも高精度な位置情報を取得できます。
バッテリーはGNSSマルチバンドモードで約145時間稼働。
省電力のエクスペディションモードでは最大840時間(約35日間)持続するため、長期の登山や遠征にも対応可能です。
日本詳細地形図・衛星画像に対応
両モデルとも、 国土地理院の詳細地形図(1/25,000スケール) を標準搭載。
登山道、等高線、地名などが細かく表示されるため、紙地図感覚でのナビゲーションが可能です。
さらに衛星画像のダウンロードにも対応しており、実際の地形やランドマークを視覚的に確認できるのも大きなメリットです。
堅牢設計(MIL規格・防水IP67)
アメリカ国防総省が定める MIL-STD-810規格(耐衝撃・高温/低温・防水・防塵など)に準拠。
防水性能はIP67相当で、雨天や沢登りでも安心して使えます。
重量もH1が276g、H1i Plusが290gと片手で持ちやすい設計です。
アウトドアで役立つ便利機能
- もしものSOS発信(H1i Plusのみ)
→ Garmin国際緊急対応センターへ24時間SOS送信可能 - LiveTrackによる位置共有
→ 家族や仲間にリアルタイムで現在地を共有可能 - 天気予報機能
→ Garmin Messengerアプリ連携でリアルタイム気象情報を取得 - ABCセンサー
→ 高度計・気圧計・電子コンパスを搭載し、正確なナビゲーションをサポート
GPSMAP H1とH1i Plusの違い
同じH1シリーズでも、H1とH1i Plusでは大きな違いがいくつかあります。
購入前にしっかり比較して、自分の用途に合ったモデルを選ぶことが大切です。
カメラ機能の有無(H1i Plusのみ搭載)
- H1i Plus:フロント5MP・リア8MPのカメラを搭載。写真や動画を撮影できるほか、撮影データを位置情報付きで保存可能。登山ルートの記録や現場の証拠保存にも便利。
- H1:カメラ機能は非搭載。写真撮影はスマートフォンや別のカメラに頼る必要あり。
「撮影機能をGPSにまとめたい人」にはH1i Plusが有利。
inReach衛星通信の利用可否
- H1i Plus:イリジウム衛星ネットワークを利用した 双方向メッセージ送信 や SOS緊急通報 が可能。携帯圏外でも通信できるので、バックカントリーや海外登山で大きな安心につながる。
- H1:inReach機能なし。通信はスマートフォン依存のため、圏外では連絡できない。
「もしもの備え」を重視する人はH1i Plusが圧倒的に安心。
重量やバッテリー持続時間の差
- H1:276g、GNSSモードで約145時間、エクスペディションモードで最大840時間
- H1i Plus:290g、GNSSモードで約145時間、inReach使用時は送信間隔によって持続時間が変化
重量差はわずか14gなので、携行性はほぼ同等。
価格差(約48,000円の違いは妥当か?)
- H1:103,800円(税込)
- H1i Plus:151,800円(税込)
約5万円の差は 「カメラ機能+inReach衛星通信」 に対する対価といえる。
登山・ハイキングが中心であればH1で十分。海外や僻地での活動、防災用途も考えるならH1i Plusが最適。
どっちを選ぶべき?購入ガイド
GPSMAP H1とH1i Plusは、どちらもアウトドアに最適な高性能GPSですが、用途やスタイルによって向いているモデルが変わります。
ここでは購入時の判断ポイントを整理します。
登山・ハイキング中心の人はH1で十分
日本国内の登山やハイキングがメインなら、ベーシックモデルの H1で十分対応可能。
詳細地形図と高精度GNSSでルート確認は万全。
価格も5万円安く、シンプルに「GPS機能だけ欲しい」という人に最適です。
海外遠征・バックカントリーならH1i Plus
ヒマラヤ登山やアラスカ遠征、バックカントリーや人里離れたアウトドア活動では、通信手段の確保が命綱になります。
H1i PlusはinReach対応で、携帯圏外でもSOS発信・メッセージ送信が可能。
命を守る安心感を考えれば、価格差以上の価値があります。
防災・遭難対策で考えるとどちらが安心?
日本でも地震や豪雨などの災害が増えている今、非常用通信手段としてH1i Plusを備えておく価値は大きいです。
万一の遭難や孤立時に通信できる点で、防災ツールとしてもH1i Plusが有利。
コストと用途から選ぶ最適モデル
- コスパ重視・登山メイン → H1
- 安全第一・海外や僻地・防災目的 → H1i Plus
結論として、ライトユーザーはH1、プロ志向や安全性を重視する人はH1i Plus、と明確に住み分けができます。
まとめ
Garminの新モデル GPSMAP H1シリーズ は、登山やアウトドアにおける信頼性の高いGPSナビゲーターです。
- H1 は「高性能GPS+詳細地形図」で、登山やハイキング中心のユーザーに最適。価格も抑えられ、コストパフォーマンス重視ならこちらがおすすめ。
- H1i Plus は「カメラ+inReach衛星通信」を搭載し、携帯圏外でも安心できる究極の安全デバイス。海外遠征やバックカントリー、防災利用まで視野に入れるならこちらを選ぶべき。
両モデルの差は約5万円ですが、それは「安心」と「機能」に投資するかどうかの違いです。
用途やスタイルに合わせて、自分に最適な一台を選んでください。