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Garmin Descent X30とX50iを徹底比較|価格・機能の違いと選び方

モデル別

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ダイビングをより安全に、そして快適に楽しむために欠かせない「ダイブコンピューター」。

その中でも世界的に人気を集めるのが Garmin(ガーミン)の最新シリーズです。

2025年10月に登場するDescent X30と、昨年(2024年)発売のDescent X50iは、レクリエーションダイバーからテクニカルダイバーまで幅広く対応できるハイスペックモデル。

しかし「どちらを選べばいいの?」「価格差に見合う性能の違いは?」と迷う方も多いはずです。

この記事では、X30とX50iの違いをスペックや機能面から徹底比較し、あなたのダイビングスタイルに合った最適なモデルを見つけるお手伝いをします。

目次

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Garmin Descent X30とX50iの基本情報

ダイビング用GPSダイブコンピューターを検討しているなら、Garminの最新モデルDescent X30とDescent X50iは外せない存在です。

どちらも水中での安全性を高めつつ、陸上でも活躍する多機能ダイブコンピュータとして注目を集めています。

X30とX50iの基本情報からスペック・価格・機能の差まで詳しく解説します。

購入前に知っておきたい選び方のポイントを押さえて、自分に最適な1本を見つけましょう。

Descent X30の特徴と価格

  • 価格:111,800円(税込)
  • 発売日:2025年10月10日
  • ディスプレイ:2.4インチカラーLCD
  • 防水性能:100m(10ATM)
  • 重量:198.2g(バンド込み)
  • バッテリー駆動時間:最大30時間(モードによる)
  • メモリ容量:4GB

X30は、レクリエーションダイバーに最適なモデルです。

見やすい2.4インチディスプレイに加え、複数のダイブモード(ナイトロックス、トライミックス対応)や水面でのGPS記録など、必要十分な機能をバランスよく搭載。

価格も控えめで、初めて本格的なダイブコンピューターを導入する方におすすめです。

Descent X50iの特徴と価格

  • 価格:258,000円(税込)
  • 発売日:2024年12月13日
  • ディスプレイ:3.0インチタッチスクリーンLCD
  • 防水性能:200m(20ATM)
  • 重量:280g(バンド込み)
  • バッテリー駆動時間:最大20時間(ナイトダイブモード)、16時間(標準)
  • メモリ容量:32GB

X50iは、上級者やテクニカルダイバー向けに開発されたハイエンドモデル。

SubWaveによるダイバー間通信やタンク圧力モニタリング、さらにはCCRモード(クローズド・サーキット・リブリーザー)にも対応しています。

レクリエーションだけでなく、本格的な深海ダイブや長時間潜水にも対応できる性能を備えているのが大きな魅力です。

発売日と入手方法

Descent X50iは2024年12月13日発売。

Descent X30は2025年10月10日発売。

Garmin公式オンラインストアおよび正規販売店で購入可能です。

また、Garmin公式ストアでは最大24回の分割払いやANAカード決済によるマイル還元といった購入サポートも用意されています。

※時期やキャンペーンで変動。

スペック比較|X30とX50iの違い

Garmin Descent X30とX50iは、どちらも最新技術を搭載したダイブコンピューターですが、スペックには明確な違いがあります。

ここでは「ディスプレイ」「防水性能」「バッテリー・メモリ」「重量」の4つのポイントから比較してみましょう。

ディスプレイと操作性(2.4インチ vs 3.0インチタッチ)

  • X30:2.4インチカラーLCD、ボタン操作
  • X50i:3.0インチタッチスクリーンLCD、直感的な操作が可能

X30はシンプルなボタン操作で、グローブを付けた状態でも安定した操作性を実現。

一方のX50iは、より大きな画面にタッチスクリーンを採用しており、情報量が多く、直感的な操作が可能です。

特に深度グラフやマップ表示では、大画面の見やすさが大きな強みになります。

防水性能と耐久性(100m vs 200m)

  • X30:100m(10ATM)
  • X50i:200m(20ATM)

防水性能はX50iが2倍。

レクリエーションダイビングでは100mで十分ですが、テクニカルダイビングや長時間の深海潜水を想定する場合、200m防水を備えたX50iの安心感は大きなメリットです。

さらにX50iはサファイアクリスタルレンズを採用しており、傷に強く耐久性にも優れています。

バッテリー駆動時間とメモリ容量

  • X30:最大30時間(標準モード)、メモリ4GB
  • X50i:最大20時間(ナイトダイブモード)、16時間(標準)

※X50i:「ダイブ時のバッテリー:High感度 約13時間/Medium 約16時間/Night Dive 約20時間」

駆動時間だけで見ればX30が有利ですが、X50iは大容量の32GBメモリを搭載。

数多くのダイブログや地図データを保存できるため、長期間のダイブトリップやプロフェッショナルな利用に適しています。

重量と装着感

  • X30:198.2g(バンド込み)
  • X50i:280g(バンド込み)

重量は約80gの差があり、X30のほうが軽量で日常使いにも向いています。

X50iは高機能ゆえにやや重めですが、その分タフな設計となっており、ハードなダイビング環境でも安定して使用できます。

ダイビング機能の比較

Garmin Descent X30とX50iは、どちらもダイバーの安全と快適性を重視した機能を搭載しています。

ただし、対応範囲や拡張性には違いがあり、どのようなダイビングスタイルに向いているかが分かれます。

対応ガスモード(ナイトロックス・トライミックス・CCR)

  • X30:空気、ナイトロックス、トライミックスに対応
  • X50i:空気、ナイトロックス、トライミックスに加えて CCR(クローズド・サーキット・リブリーザー) に対応

レクリエーションダイビングであればX30で十分ですが、テクニカルダイバーやリブリーザーを使用するダイバーにはX50iが必須。

特にCCR対応はプロ仕様の大きなポイントです。

ダイブログとアプリ連携

両モデルとも「Garmin Diveアプリ」と連携し、自動でダイブログを記録・共有できます。

  • X30:内蔵メモリ4GB、ログ保存数は標準的
  • X50i:内蔵メモリ32GB、最大200回分のログ保存が可能

長期のダイブトリップや頻繁に潜るダイバーにとって、X50iの大容量保存は安心材料になります。

安全性を高めるアラート・計測機能

両モデル共通で以下をサポート:

  • NDL計算(無減圧潜水時間)
  • 深度グラフ・深度履歴表示
  • サーフェスインターバル(浮上間隔)測定
  • 安全停止・ディープストップアラート
  • 自動高度調整
  • 飛行禁止時間の表示

特に、浮上速度やガス切り替え時のアラートは、初心者から上級者まで安全管理に欠かせません。

X50iだけの特別機能

Garmin Descent X50iは、X30には搭載されていない先進的な機能を備えており、特にテクニカルダイバーやチームダイブを行う人にとって大きなアドバンテージとなります。

SubWaveによるダイバー間通信

X50iはGarmin独自の SubWaveソナーネットワーク を搭載。

これにより、水中で他のダイバーと情報を共有したり、タンク圧の状態を送受信することが可能です。

従来のダイブコンピューターでは実現できなかった「チーム全体での安全管理」が可能になり、特に複数人で潜る場合の安心感が格段に高まります。

タンク圧力モニタリング

専用トランスミッターと連携することで、ダイバー自身の残圧だけでなく、仲間のタンク圧もリアルタイムで確認可能。

「自分だけでなくバディのエア管理もできる」というのは、テクニカルダイブや複数本潜水時に非常に役立つ機能です。

DIVEVIEWマップとLEDフラッシュライト

  • DIVEVIEWマップ:世界4,000か所以上のダイブスポットをカバー。水中ナビゲーションや潜水計画に役立つ。
  • LEDフラッシュライト:暗所やナイトダイブで手元や計器を照らすことが可能。

これらは安全性だけでなく、快適性を高める要素でもあり、特に冒険的なダイビングを好むダイバーには魅力的な機能です。

どちらを選ぶべきか?用途別おすすめ

Garmin Descent X30とX50iは、どちらも高性能なダイブコンピューターですが、価格や機能の違いから「どんなダイバーに向いているか」が明確に分かれます。

ここでは用途別におすすめモデルを整理してみましょう。

レクリエーションダイバーにおすすめのモデル:X30

  • 初めて本格的なダイブコンピューターを購入する人
  • 年に数回のリゾートダイブやファンダイブが中心の人
  • 軽量でシンプルな操作性を重視する人

X30は必要十分な機能を備えつつ、価格も111,800円と手に取りやすい設定。

水深100m防水と複数のガス対応は、レクリエーションダイビングにおいて不安のないスペックです。

「まずは信頼できる1台を持ちたい」という方にぴったりです。

テクニカルダイバーにおすすめのモデル:X50i

  • 深海潜水や長時間のテクニカルダイビングを行う人
  • CCR(リブリーザー)を利用する人
  • バディやチーム全体の安全管理を重視する人

X50iは、SubWave通信やタンク圧モニタリングといったプロ仕様の機能を搭載。

200m防水やサファイアレンズなど、ハードな環境でも信頼できる設計が特徴です。

価格は258,000円と高額ですが、それに見合う機能と安心感を提供してくれるモデルです。

価格と機能のバランスを考えた選び方

  • コスパ重視 → X30
  • 機能と安心感を最優先 → X50i

もしあなたが「普段はレクリエーションだけど、今後テクニカルにも挑戦したい」と考えているなら、将来を見据えてX50iを選ぶのもあり。

逆に「まずは気軽に楽しみたい」という方にはX30で十分満足できるでしょう。

まとめ

Garminの最新ダイブコンピューター「Descent X30」と「Descent X50i」は、それぞれ異なるダイビングスタイルに合わせたモデルとして登場しました。

  • X30:価格を抑えつつも、レクリエーションダイビングに必要な機能をバランス良く搭載。軽量で扱いやすく、初めての1台として最適。
  • X50i:プロ仕様の高性能モデル。SubWave通信やタンク圧モニタリング、CCR対応など、本格的なテクニカルダイビングにも安心して使える。

最終的な選び方は、

「気軽に楽しむならX30」
「本格的に潜り込みたいならX50i」

という基準で考えると分かりやすいでしょう。

Garminならではの精密さと安心感を備えた最新モデルは、あなたのダイビングライフをさらに充実させてくれるはずです。

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