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Garminトレーニングレディネス活用法|追い込み判断が一発で決まる

活用法

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「今日は追い込んでいい日なのか。」
「休むべきか。」

トレーニングを継続している人ほど、この判断に迷います。

やる気はあるのに体が重い日もあれば、疲れている気がするのに意外と動ける日もあります。

そんな感覚頼みの判断を、回復状態ベースで見える化してくれるのがトレーニングレディネス(Training Readiness)です。

睡眠スコア、HRV、回復時間、急性トレーニング負荷などをまとめて見て、「今日の強度の上限」を決めやすくします。

結論。

レディネスは気合いではなく、回復の出来を見る指標です。

追い込み判断が一発でブレにくくなります。

目次

トレーニングレディネスを最大活用できるガーミン3選

  • Forerunner 965:地図搭載+トレレディで、追い込み判断からレース運用まで一気に迷いが減る
  • Forerunner 265:トレレディ含む主要機能を押さえつつ、価格と性能のバランスが最強
  • fēnix 8 Sapphire AMOLED:視認性が高く毎日チェックしやすい。ラン〜筋トレ〜登山まで万能に使える



トレーニングレディネスとは?仕組みを理解する

ここでは

「何を見ている指標なのか。」
「どんなときに役立つのか。」

を先に整理します。

トレーニングレディネスの基本定義

トレーニングレディネスとは、「今の身体がどれだけトレーニングに適しているか」を示す総合スコアです。

ポイントは、筋肉の疲れだけでなく、自律神経系の回復や生活ストレスも含めて今日の上限を判断しやすいことです。

スコアに使われる主な要素

  • 睡眠スコア(昨夜)
  • 回復時間
  • HRVステータス
  • 急性トレーニング負荷(Acute Load)
  • 睡眠履歴(直近3夜)
  • ストレス履歴(直近3日)

数字は1日で固定ではなく、状況によって更新される前提で使うとズレにくいです。

HRVとの違い

よく混同されるのがHRVステータスです。

HRVは「自律神経の回復度合い」に寄った指標です。

一方でレディネスは、HRVに加えて睡眠や負荷などを統合して「実践の判断」に落とし込みやすくしたものです。

例えるなら、HRVがエンジンの状態だとすると、レディネスは車全体のコンディションに近いです。

だからこそ、今日のメニュー変更に使いやすいです。

【公式ゾーン】数値別の追い込み判断基準

ここは一番大事です。

ウォッチ表示と一致する「公式ゾーン」で判断軸を固定します。

そのうえで、あなたの種目に合わせてメニューを当てはめます。

95〜100:Prime(最良)

高強度を入れる伸ばす日にしやすいゾーンです。

  • インターバル
  • レースペース走
  • 高重量の神経系種目
  • 短時間高品質の追い込み

ただし、Primeが続くからといって連日で全力に寄せると、週後半で急落しやすいです。

「質を上げる日」に使うのが基本です。

75〜94:High(挑戦に向く)

計画していたポイント練習をだいたい予定通り入れやすいゾーンです。

  • 閾値走(テンポ走)
  • 中〜高強度のインターバル(本数は控えめ)
  • 高重量は1〜2種目に絞る

Highは万能に見えますが、前日の負荷が高いなら「ボリュームだけ減らす」など微調整が効きます。

50〜74:Moderate(通常運転)

積み上げの日です。

頑張りすぎず、計画を淡々と進めるのが正解になりやすいゾーンです。

  • 有酸素ゾーン2〜3
  • フォーム作り
  • 中重量でボリューム中心
  • 技術練習

「刺激は入れるけど、追い込み切らない。」

がハマります。

25〜49:Low(減速のサイン)

追い込みは避けて、回復に投資するゾーンです。

  • ゾーン2の軽め有酸素
  • 可動域・補強・体幹
  • フォーム確認
  • 軽負荷で血流を回す

無理をすると、疲労の蓄積やケガ、パフォーマンス低下につながりやすくなります。

1〜24:Poor(回復優先)

休む判断に根拠が乗るゾーンです。

  • 完全休養
  • 散歩・軽いストレッチ
  • 睡眠と栄養の立て直し

ここで無理に追い込むより、「回復を取り戻す行動」を優先したほうが結果的に伸びます。

追い込み判断が一発で決まる理由

ここでは「なぜレディネスが実践的なのか。」

を解説します。

感覚はブレやすい

トレーニング歴が長くなるほど、感覚は便利な一方でブレます。

  • アドレナリンで誤魔化せる
  • 疲労に慣れて低調を自覚しにくい
  • モチベーションが強度決定を支配しやすい

レディネスは感覚よりブレにくい判断材料になりやすいです。

複数データの統合だから「迷い」が減る

睡眠だけ、HRVだけだと「どっちを優先するか」で迷います。

レディネスは統合スコアなので、

「今日は上げる。今日は落とす。」

を決めやすいです。

特に仕事や育児で生活が乱れやすい人ほど恩恵が出やすいです。

実践活用パターン3選(レース前・減量期・忙しい週)

ここでは「いつ、どう使うと成果につながるか。」を具体化します。

① レース前の調整

レース週にLowやPoorが続くなら、練習量より先に睡眠を優先したほうが整いやすいです。

「刺激は短く入れるが、早寝に全振りする。」

当日のパフォーマンスは、追い込みより回復で決まる局面が多いです。

② 減量期(ダイエット)

減量中は回復力が落ちやすいです。

レディネスが下がりやすいのは、「追い込みすぎ」のサインになり得ます。

体重が落ちない原因が、実は疲労と睡眠の悪化だった。

ということもあります。

減量期こそ「High以上のときだけ強くやる」がハマりやすいです。

③ 仕事が忙しい週

睡眠不足とストレス増加は、そのまま回復の邪魔になります。

Lowが出た週は「維持トレ」へ切り替えるのが賢いです。

やることはシンプルです。

  • 短時間で終える
  • ゾーン2中心
  • 睡眠を増やす

週単位で使う|1日より「波」を見る

ここからは実践です。

「今日の数字」より「週の波」を優先します。

理想は波があること

理想的な流れはこうです。

  • 上がる→追い込み(質)
  • 下がる→回復に投資
  • 再上昇→伸びるタイミング

この波が作れると、超回復のサイクルが回りやすいです。

危険な波形のサイン

次のどれかが続くなら、メニューより生活要因を疑うと修正が早いです。

  • ずっとLow以下で上がらない
  • 週後半に毎回急落する
  • 睡眠スコアが落ち続ける

原因はだいたいこの3つに収束します。

  • 睡眠不足
  • 栄養不足
  • 負荷過多(特にポイント練習のやりすぎ)

レディネス×HRV×急性負荷の組み合わせ

迷ったら、次の3パターンで判断すると事故りにくいです。

① レディネス低 × HRV低 × 負荷高

休養寄りが無難です。

神経系が明確に疲れている可能性が高い組み合わせです。

② レディネス低 × HRV正常 × 睡眠不足

軽め有酸素+早寝が強いです。

構造的な疲労というより、睡眠由来の一時的な低下の可能性があります。

③ レディネス高 × 急性負荷が適正

狙って強度を入れるタイミングです。

PR更新や重量更新など、短時間で質を取りに行くのに向きます。




競技別の最適解(ラン・筋トレ・トライアスロン)

同じスコアでも、競技で危ない追い込みが変わります。

ランニング

インターバルはHigh以上を目安にすると失敗が減ります。

  • VO2max走
  • 400m〜1,000mインターバル
  • レースペース走

Moderateなら、刺激を短くして本数を減らすのが安全です。

筋トレ・ボディメイク

神経系種目はHigh以上に寄せると、ケガと停滞を避けやすいです。

  • スクワット高重量
  • デッドリフト高重量
  • ベンチプレス高重量

Lowなら、マシン中心やパンプ狙いに切り替えると継続しやすいです。

トライアスロン

3種目で疲労が分散するぶん、総量が膨らみがちです。

Lowの日は「技術練習」や「ドリル」に振ると、練習の質が落ちにくいです。

数値が当てにならないと感じるときの対処

「数字が合わない。」と感じる日は、だいたい原因があります。

① 睡眠データが乱れている

装着忘れ、夜間のズレ、強い覚醒があると、睡眠スコアが荒れやすいです。

その日は強度判断を一段保守的にします。

② 生活リズムが急変した

出張、時差、飲酒、夜更かし。

これらは一時的にスコアへ反映されやすいです。

「一過性なら気にしすぎない。」が正解です。

③ 使い始め直後で学習が足りない

装着直後は個人データが十分に溜まっていないことがあります。

数週間〜しばらくは、数値よりトレンドを優先すると安定します。

よくある間違い

レディネスは便利ですが、運用を間違えると逆に迷います。

数値に振り回される

低い日があるのは自然です。

大事なのは「低い日の行動」を決めておくことです。

Primeだから毎回全力にする

危険です。

高い日は質重視で十分です。

ボリュームを増やす必要はありません。

低いのに無理やり追い込む

短期的には出来てしまうことが多いです。

でも週後半の急落や故障につながりやすいです。

Low以下は「回復投資」に切り替える。

これが伸びる人の共通点です。

トレーニングレディネス対応機種の考え方

トレーニングレディネスは主に対応モデルで利用できます。

シリーズ名が同じでも世代で対応が異なる場合があります。

対応確認のコツ

  • 購入前は「仕様表」に“Training Readiness”の記載があるかを見る
  • アップデートで追加される場合もあるため、最新仕様を公式で確認する
  • 自分の競技に必要な指標(HRVや負荷系)が揃っているかも一緒に見る

例としては、Forerunner系やfēnix系などの一部モデルで搭載されています。

ただし確実なのは仕様表確認です。

最大限活かす実践ルールとピーキング戦略

最後に、迷いをゼロにする運用ルールを固定します。

朝のチェック手順

毎朝のルーティン

  1. レディネスを見る
  2. 睡眠スコアを見る
  3. HRVステータスを見る
  4. 急性負荷が高すぎないか確認する
  5. 今日のメニューを「強度」か「ボリューム」どちらで調整するか決める

運用ルール5つ

  • 1日単発で一喜一憂しない
  • 週の波で判断する
  • 高スコア=ボリューム増ではなく“質を上げる”
  • 低スコア=回復に投資して“戻す”
  • 睡眠を最優先する

上級者向け:ピーキング戦略(大会2週間前)

レディネスの平均値を上げる意識が効きます。

やることは難しくありません。

  • 高負荷日を減らして、刺激は短くする
  • 睡眠を+30分できる範囲で増やす
  • Lowが出たら迷わず調整日にする

この運用だけで、本番週にコンディションが整いやすくなります。

よくある質問

ここでは「つまずきポイント」をQ&A形式でまとめます。

Q. レディネスが低いのに、体感は元気です。

A. 元気でも、回復の底が浅いことがあります。

その場合は、短時間で質を取りつつ、ボリュームは減らす運用が安全です。

「今日は全力で長く。」より「短く良く。」を選ぶと失敗しにくいです。

Q. 低い日が続きます。

A. まず睡眠とストレスの影響を疑います。

次に、ポイント練習の頻度を減らします。

それでも戻らないなら、疲労抜き週を作るのが早いです。

Q. レディネスだけ見れば十分ですか。

A. 迷いを減らすなら十分役立ちます。

ただし「なぜ低いか」を知るには、睡眠スコアとHRV、急性負荷をセットで見ると修正が速いです。

まとめ

トレーニングレディネスは、今日「追い込むべきか」。

それとも「積み上げるべきか」。

あるいは「休むべきか」。

この迷いを、回復状態ベースで整理してくれる指標です。

頑張りたい気持ちが強い人ほど、ここが一番ブレます。

だからこそ、判断の軸がひとつ増えるだけで、トレーニングは続けやすくなります。

公式ゾーンは次の通りです。

  • 95〜100:Prime
  • 75〜94:High
  • 50〜74:Moderate
  • 25〜49:Low
  • 1〜24:Poor

高い日は、短時間でもいいので質を取りに行く。

低い日は、休む・軽く動く・早く寝るなど「回復に投資して戻す」。

この切り替えができるだけで、無駄な疲労を抱えにくくなり、結果的に伸びやすくなります。

もし今日の数値が低くても、大丈夫です。

それは「弱い」ではなく、「今は整える番」というサインかもしれません。

「今日はやる気がある」ではなく。

「今日は回復しているか」で決める。

その積み重ねが、追い込み判断を一発で決める最短ルートです。

回復と負荷を可視化できる最強ガーミン3選

  • Forerunner 965:地図搭載+トレレディで、追い込み判断からレース運用まで一気に迷いが減る
  • Forerunner 265:トレレディ含む主要機能を押さえつつ、価格と性能のバランスが最強
  • fēnix 8 Sapphire AMOLED:視認性が高く毎日チェックしやすい。ラン〜筋トレ〜登山まで万能に使える