Garminトレッドミルの距離ズレを直す方法|室内ラン対策
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「トレッドミルでは5km走ったはずなのに、Garminでは4.3kmしか表示されない…」
室内ランニングでGarminを使っていると、多くの人が距離ズレ問題に直面します。
これは故障ではなく、トレッドミルではGPSが使えない(使わない)ため、ウォッチが加速度センサーなどで推定して距離を計算していることが主な原因です。
ただし、正しい手順で校正(キャリブレーション)を行えば、ズレのストレスはかなり減らせます。
この記事では、距離がズレる理由から、校正の具体手順、校正が出ないときの切り分け、精度を上げるコツまでまとめます。
目次
- Garminのトレッドミル距離がズレる理由
- 校正の前に知るべき基本ルール
- Garminトレッドミル校正の手順
- 校正精度を上げるコツ
- トレッドミル校正に強いGarminおすすめ機種
- 校正しても合わないときの対処法
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
室内ランの距離ズレ対策に強いGarmin3選
- Forerunner 165:室内ラン(トレッドミル)後に距離を「校正して保存」できるエントリーモデル。まずズレを減らしたい人の最短ルート。
- Forerunner 570:定番ど真ん中の万能モデル。外ランも室内ランも1本で回せて、トレーニング〜回復までバランス良く使える。
- Forerunner 970:最上位クラスの全部入り。分析・地図・機能面を妥協せず、室内ランも含めて記録と振り返りを最大化したい人向け。
Garminのトレッドミル距離がズレる理由
室内ランのズレは、まず仕組みを知るだけで納得できます。
結論は、室内ではGPSが使いにくく、ウォッチが加速度センサーなどを使って「フォームから距離を推定する」ためです。
屋外ランはGPSで距離を測れます。
一方トレッドミルでは、屋内でGPSの精度が落ちやすく、ウォッチは腕振りのリズム(ピッチ傾向)や体の動きからペースと距離を推定します。
そのため、次の条件でズレが出やすくなります。
- 手すりを持って走る(腕振りが検知されにくい)
- 腕振りが小さい(省エネフォームになりがち)
- ペース変化が多い(インターバルなどで動きが変わる)
- 傾斜(インクライン)を頻繁に変える(体の動きが変わる)
- トレッドミルの機種が変わる(ベルト特性や表示精度が違う)
ポイントは、トレッドミルの距離も万能ではないことです。
ジムの整備状態や表示仕様で、トレッドミル側の表示にも誤差があることがあります。
だからこそ「毎回完全一致」を狙うより、「ズレを小さくしてストレスを減らす」考え方が現実的です。
校正の前に知るべき基本ルール
ここを押さえるだけで、ミス校正が激減します。
校正メニューが出る条件は「ウォッチが一定距離を記録した後」
トレッドミル校正(Calibrate & Save / 距離を校正)は、トレッドミル表示の距離ではなく、ウォッチが一定距離を記録した後に出ます。
目安は多くの機種で1.5〜2.5km前後です。
ただし、機種や設定、ソフト更新で前後することがあります。
「出ない=故障」ではなく、まず距離をもう少し伸ばすのが基本です。
外部センサーが優先されると校正が出ない場合がある
フットポッドなどの外部センサーを使うと、距離やペースのソースがセンサー優先になり、トレッドミル校正が表示されない場合があります。
この場合は、ウォッチ側の校正ではなく、センサー側の校正や設定確認が主役になります。
切り分けは簡単で、いったんセンサー接続を外してトレッドミルを走り、校正が出るか確認すると早いです。
同じトレッドミルなら、ズレが気になった回に校正でOK
「月1だけ」などに縛る必要はありません。
同じトレッドミルで走ることが多いなら、ズレが気になった回に校正する運用が一番ラクです。
逆に、トレッドミルが毎回変わる人は「完璧に合わせる」より「誤差を許容して指標を統一する」方が続きます。
Garminトレッドミル校正の手順
ここからは、迷わない手順です。
手順① トレッドミルアクティビティを開始
ウォッチでアクティビティ → トレッドミル(Treadmill)を選びます。
トレッドミル側の距離表示は、スタート時にリセットしておくと入力が楽です。
この時点でGarminの距離がズレていても問題ありません。
手順② 一定距離まで走る(目安1.5〜2.5km)
校正オプションが出るには、ウォッチが一定距離を記録する必要があります。
目安は1.5〜2.5km前後です。
短い距離だと校正が出ないことがあるので、まずは2〜3km走るつもりで進めるのが安心です。
手順③ 終了後、保存前に「Calibrate & Save / 距離を校正」
走り終わったらSTOPでタイマーを止めます。
保存画面(終了メニュー)で、Calibrate & Save(距離を校正)を選びます。
トレッドミル表示の距離を入力して確定します。
これで、次回以降の推定距離があなたの動きに寄って改善しやすくなります。
手順④ 校正直後の1回は「確認ラン」で様子を見る
校正は一発で完璧にならないこともあります。
次回の室内ランで、ズレが小さくなっているか確認します。
まだ大きくズレるなら、コツの章を意識してもう一度校正すると安定しやすいです。
校正精度を上げるコツ
同じ校正でも、やり方次第で安定度が変わります。
フォームは「普段通り」で固定する
校正時だけフォームを変えると、学習がズレやすくなります。
普段の腕振り、姿勢、ピッチ感で走るほど、日常の室内ランにフィットしやすいです。
手すりはできるだけ持たない
手すりを持つと腕振りが検知されにくく、距離が短く出やすいです。
安全が最優先なので無理は不要です。
ただ、校正回だけでも「持たない時間を増やす」と精度が安定しやすいです。
校正は「一定ペース走」が向いている
インターバルはペース変化とフォーム変化が出やすいです。
校正目的なら、まずは一定ペースで2〜3km走る方がズレが収まりやすいです。
傾斜(インクライン)を頻繁に変える回は割り切る
傾斜が入ると体の動きが変わり、推定距離はブレやすくなります。
距離の完全一致より、時間、心拍、トレーニング負荷の指標を重視するのがおすすめです。
トレッドミルは「いつも同じ機種」に寄せる
トレッドミルは機種や整備状態で表示が違います。
可能なら同じ機種で走るだけでも、体感ストレスはかなり減ります。
トレッドミル校正に強いGarminおすすめ機種
結論:新しい世代ほど「校正の学習が早く、距離が安定しやすい」
Garminの室内ランは、腕振り(加速度)で距離を推定します。
そのため最初はズレやすいですが、走行後に「校正&保存」を続けることで、少ない回数でも安定しやすくなります。
- 距離のズレが減る
- ペース変化に追従しやすい
- 室内ランのストレスが減る
トレッドミル校正の基本(全モデル共通)
- トレッドミルで一定距離以上走る
- 終了時に「校正&保存」を選ぶ
- トレッドミル側の距離を入力して保存する
ポイントは「毎回きっちり合わせる」より、同じトレッドミルで校正を積み上げることです。
Forerunner 165(エントリー)
- 室内ラン中心でも扱いやすい
- 校正の運用が分かりやすく、初めてでも失敗しにくい
- ジムでも画面が見やすい
おすすめな人
- ジム・自宅トレッドミル中心
- 初めてGarminを使う
- 軽さと価格を重視したい
Forerunner 570(ミドル)
- 室内ランと屋外ランの併用に向く
- ペース変化のあるメニューでも扱いやすい
- 「迷ったらこれ」で選びやすいバランス型
おすすめな人
- 室内ラン+屋外ランを両方やる
- 距離・ペースのブレを減らしたい
- 機能と価格のバランスで選びたい
Forerunner 970(ハイエンド)
- データの振り返りや分析まで重視する人向け
- 長めのトレッドミルでも安定運用しやすい
- レース練習や高負荷メニューにも対応しやすい
おすすめな人
- フルマラソンや本格トレーニングが中心
- 室内ランでもログ精度を妥協したくない
- 分析やトレーニング管理も一緒に強化したい
Venu 4(日常・健康管理寄り)
- 健康管理と運動をまとめて続けたい人向け
- ジムのトレッドミル運用とも相性が良い
- 競技寄りより「生活の改善」が目的の人に合う
おすすめな人
- 室内ランはするが、競技より習慣化が目的
- 睡眠・ストレス・日常の使いやすさも重視したい
fēnix 8 Pro(フラッグシップ)
- 多競技やアウトドアまで含めて幅広く使える
- 耐久性や拡張性を求める人向け
- ランだけだと持て余しやすい
おすすめな人
- トレッドミルだけでなく登山・遠征・多競技もやる
- 一本で全部まとめたい
結局どれを選ぶべき?
- 初心者・室内ラン中心 → Forerunner 165
- 迷ったら(万能枠) → Forerunner 570
- 精度・分析を最優先 → Forerunner 970
- 健康管理と習慣化を重視 → Venu 4
- 多競技・アウトドア込みで一本化 → fēnix 8 Pro
フットポッド併用のおすすめ(距離をさらに詰めたい人)
- Stryd(フットポッド):トレッドミルの距離とペースを安定させたい人向け
- Pace & Distance対応の心拍センサー(対応モデル):フォーム由来の推定を補助してデータを安定させたい人向け
Garminから登場した胸部装着型ハートレートセンサー「HRM600」は、心拍数の正確な測定だけでなく、高度な解析機能を搭載した注目のデバイスです。
買い替え判断の基準
- 校正を続けてもズレが大きく、ストレスが消えない
- 室内ランの頻度が高く、ログのブレが練習の邪魔になっている
- トレーニング管理や分析まで含めて整えたい
- 日常の使いやすさも一緒に上げたい
校正しても合わないときの対処法
「校正したのに、まだ変だな」というときは原因を切り分けます。
対処① 校正が出ないなら外部センサー設定を確認する
校正メニューが出ない典型は、外部センサーが距離やペースのソースとして優先されているケースです。
いったんセンサーを外してトレッドミルを走り、校正が出るか確認すると切り分けが早いです。
フットポッド運用が前提なら、ウォッチ校正よりもセンサー側の校正や設定最適化が重要になります。
対処② トレッドミル自体の表示誤差を疑う
ジムの機種や整備状態で、トレッドミル側の距離表示もズレることがあります。
「Garminがズレている」と思っていても、実はトレッドミル側がズレているケースもあります。
同じトレッドミルで比較するだけでも、誤差の体感ストレスは減ります。
対処③ 精度最優先ならフットポッド運用に切り替える
室内の距離精度を最優先したい人は、足の動きを直接取る方法が強いです。
この場合は、ウォッチのトレッドミル校正に頼るというより、フットポッドの校正と運用ルールを固めるイメージになります。
「室内ランはフットポッド」「屋外ランはGPS」という使い分けも現実的です。
対処④ 走り方が毎回違うなら「距離」より「時間」を主軸にする
室内ランは、手すり、傾斜、ペース変化で推定が揺れます。
毎回条件が変わる人ほど、距離よりも「時間」「心拍」「負荷」で比較した方がブレが少ないです。
よくある質問(FAQ)
最後に、つまずきやすい疑問をまとめます。
Q. 校正ボタンが出てきません
ウォッチが記録した距離が短いと表示されません。
目安は1.5〜2.5km前後なので、まずは2〜3km走ってみてください。
また、外部センサーが距離やペースのソースとして優先されていると、校正が出ない場合があります。
一度センサー接続を外して試すと切り分けできます。
Q. 毎回距離が変わります
フォーム、手すり、ペース変化、傾斜の影響が大きいです。
校正回は「一定ペース」「普段通りの腕振り」を意識すると安定しやすいです。
トレッドミルも可能なら同じ機種に寄せるとブレが減ります。
Q. ウォーキングやゆっくりジョグでも校正できますか
可能です。
ただし、走りと歩きでは腕振りやピッチが変わりやすいです。
ラン用の精度を上げたいなら、ランペースで校正する方が合いやすいです。
Q. インターバルの日に校正してもいいですか
できます。
ただし、ペース変化で動きが変わり、校正が安定しにくいことがあります。
ズレが気になるなら、一定ペースの日に校正する方が結果が出やすいです。
まとめ|校正で距離ストレスはかなり減る
トレッドミルの距離ズレは故障ではなく、室内推定の特性で起こりやすい問題です。
校正は「保存前にCalibrate & Save」「一定距離(目安1.5〜2.5km前後)を記録してから」が基本です。
校正が出ない場合は、外部センサーが距離やペースのソースとして優先されていないかを確認すると切り分けが早いです。
同じトレッドミルなら、ズレが気になった回に校正する運用でも問題ありません。
距離が合わないストレスが減ると、室内ランは一気に続けやすくなります。
次のトレッドミル回で、まずは2〜3kmの一定ペース走で1回校正してみてください。
トレッドミル校正を活かせるGarminおすすめ3選
- Forerunner 165:室内ラン(トレッドミル)後に距離を「校正して保存」できるエントリーモデル。まずズレを減らしたい人の最短ルート。
- Forerunner 570:定番ど真ん中の万能モデル。外ランも室内ランも1本で回せて、トレーニング〜回復までバランス良く使える。
- Forerunner 970:最上位クラスの全部入り。分析・地図・機能面を妥協せず、室内ランも含めて記録と振り返りを最大化したい人向け。