Garmin Edge 850と550を比較!価格・機能・おすすめの選び方
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サイクリストにとって走行中のデータ管理やルートナビゲーションは欠かせない存在です。
その中でもGarminのEdgeシリーズは、世界中のロードバイク・MTBユーザーに支持される人気サイクルコンピューターとして知られています。
2025年9月25日、待望の新モデル 「Edge 850」と「Edge 550」 が同時発売されることになり、早くも注目を集めています。
どちらも鮮やかなカラーディスプレイや高精度なGPSを搭載した最新モデルですが、価格や機能に違いがあるため、購入を検討しているサイクリストの多くが「どちらを選べばいいのか」と迷っているのではないでしょうか。
本記事では、Edge 850とEdge 550の仕様や機能の違いを徹底比較し、それぞれがどんなライダーにおすすめかを解説していきます。
購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
前モデルのEdge 840
前モデルのEdge 540
Edge 850と550の基本仕様比較
まずは両モデルの基本スペックを整理してみましょう。
どちらも最新世代のEdgeとして共通点が多いものの、細かい部分に違いがあります。
価格と発売日
- Edge 850:85,800円(税込)
- Edge 550:71,800円(税込)
発売日はどちらも 2025年9月25日。
約14,000円の価格差があり、コストを抑えたい人は550、本格的に使いたい人は850という選択肢が見えてきます。
サイズ・重量
- サイズ:54.6 × 92.2 × 16.8 mm(両モデル共通)
- 重量:Edge 850=113g / Edge 550=110g
携帯性や見た目はほぼ同等。重量差はわずか3gで実用上は気にならないレベルです。
ディスプレイ性能
- 画面サイズ:2.7インチ TFT LCD
- 解像度:420 × 600ピクセル
- カラー表示対応
視認性や鮮やかさは共通仕様。太陽光下でも見やすい設計になっています。
バッテリー持続時間
- 通常使用:約12時間(5Hz GPS記録時)
- バッテリー節約モード:約36時間
- 拡張バッテリーパック対応
ロングライドやブルベにも安心して使える性能で、こちらも両モデル共通です。
内蔵メモリ容量
- Edge 850:64GB
- Edge 550:32GB
地図データやライド履歴を大量に保存するなら850が有利。国内利用が中心であれば550でも不足はありません。
Edge 850の特徴とメリット
Edge 850は、Edge 550と比較して「ワンランク上の使いやすさ」と「拡張性」を備えたモデルです。
サイクリストが快適に走るための工夫が随所に盛り込まれており、本格的なトレーニングや長距離ライドに最適です。
64GBの大容量メモリで地図やデータを余裕保存
Edge 850は 64GBのストレージ を搭載しており、Edge 550の倍の容量です。
これにより、複数エリアの詳細地図や大量のライドデータを余裕を持って保存可能。
ブルベや海外遠征など、長期間・広範囲での利用に強みを発揮します。
内蔵スピーカーで音声案内に対応
大きな特徴のひとつが 内蔵スピーカー。ナビゲーション時に音声での案内が可能なため、画面を注視する回数が減り、安全性が向上します。
また、スマートフォンと連携すれば、通知や着信を音で知らせてくれるため利便性も高いです。
高度なトレーニング機能でパフォーマンスを強化
Edge 850にはサイクリストのトレーニングをサポートする多彩な機能が揃っています。
- パワーガイド:走行中に推奨パワーを表示し、効率的なライドを実現
- VO2Max測定:持久力を数値化し、成長度を確認
- リアルタイムスタミナ:残りエネルギーを可視化
- リカバリーアドバイザー:回復に必要な時間を提案
これらはレース志向のライダーにとって強力な武器となり、トレーニングの質を向上させます。
快適なナビゲーション機能
大容量メモリとスピーカーを活かし、ナビゲーションも強化されています。
- 音声によるターンバイターン案内
- ClimbProで上り区間を事前に把握
- MTBライダー向けにTrailforksデータ対応
- Wi-Fi経由で簡単に地図更新
特に音声ナビゲーションは、スマホアプリから移行したいサイクリストにとって大きなメリットとなります。
Edge 550の特徴とメリット
Edge 550は、上位機種のEdge 850と比べてシンプルな構成ながら、必要十分な機能を搭載したコストパフォーマンスモデルです。
日常のライドからトレーニング、ロングライドまで幅広く対応できる性能を持っています。
必要な機能をしっかり搭載
Edge 550には、サイクリストに人気の主要機能が網羅されています。
- パワーガイド
- リアルタイムスタミナ
- ClimbPro(上り坂情報表示)
- Garminコーチ
- サイクリングダイナミクス
これらはEdge 850と共通して利用できるため、性能面での不足を感じることはほとんどありません。
32GBメモリで国内利用には十分
内蔵メモリは 32GB とEdge 850の半分ですが、日本国内での使用であれば問題なし。
標準で日本詳細道路地図がインストールされており、ツーリングや日常利用で不便を感じることはありません。
軽量・シンプルなモデル
重量は 110g と、850よりわずかに軽量。長時間ライドやヒルクライムでは、ほんの少しの軽量化が快適さにつながります。
シンプルな構成で扱いやすく、初めてGarminを導入するユーザーにも向いています。
安全・便利なライドサポート機能
Edge 550には、安全性や仲間とのライドを支援する機能も備わっています。
- 事故検出機能:転倒時に自動で通知
- Variaレーダー対応:後方車両を検知
- GroupRide:仲間とメッセージ交換や位置共有
- スマホ通知連携:着信やメッセージを画面表示
価格を抑えながらも、安全と利便性を両立しているのが大きな魅力です。
Edge 850と550の違いを一覧比較
ここまでそれぞれの特徴を見てきましたが、最終的に「どこが違うのか」を一目で理解できるように、両モデルを比較表にまとめました。
項目 | Edge 850 | Edge 550 | ポイント |
---|---|---|---|
価格(税込) | 85,800円 | 71,800円 | 約14,000円の差。コスパ重視なら550 |
重量 | 113g | 110g | ほぼ同じで実用差なし |
ディスプレイ | 2.7インチ TFT LCD(420×600) | 同じ | 共通仕様 |
バッテリー持続時間 | 最大36時間(節約モード) | 同じ | 共通仕様 |
内蔵メモリ | 64GB | 32GB | 地図やデータを大量に保存するなら850 |
ナビゲーション | 音声案内(スピーカー搭載)あり | 音声案内なし | ナビの快適性で差が出る |
トレーニング機能 | パワーガイド、VO2Max、リアルタイムスタミナなど共通 | 共通 | 性能面はほぼ同じ |
安全機能 | 事故検出、Varia対応、GroupRide | 同じ | 共通仕様 |
特徴的な違い | 大容量メモリ + 内蔵スピーカー | 軽量・シンプル・低価格 | 用途に応じて選べる |
両モデルの大きな違いは、「メモリ容量」と「スピーカーの有無」。
それ以外の機能はほぼ共通しているため、価格差14,000円をどう捉えるか が選択のカギになります。
どちらを選ぶべき?
Edge 850と550は共通する機能が多く、どちらを選んでも満足度の高いサイクルコンピューターです。
ただし、サイクリストのスタイルや目的によって「最適な選択」は変わってきます。
本格的なトレーニング・レース志向ならEdge 850
- 大容量64GBメモリで地図やデータを余裕保存
- 内蔵スピーカーによる音声ナビゲーション
- VO2Max測定やパワーガイドなどで効率的な走行をサポート
「より快適に」「より効率的に」ライドしたいレース志向のライダーには、機能強化されたEdge 850が最適です。
ロングライドやツーリング派はEdge 550で十分
- 必要十分なトレーニング・ナビ機能を搭載
- 32GBメモリでも国内利用には問題なし
- 価格を抑えながら安全・便利機能をカバー
コストを抑えつつ、ツーリングや週末ライドを快適にしたいサイクリストにはEdge 550がおすすめです。
初めてGarminを導入するなら?
「まずは試してみたい」「高機能を使いこなせるか不安」という方には、価格と機能のバランスが良いEdge 550が安心。
一方、最初からフル機能を求める方や長期的に使い続けたい方は、Edge 850を選んでも後悔は少ないでしょう。
まとめ
Garminの最新モデルEdge 850とEdge 550は、どちらも高性能でサイクリストのニーズをしっかり満たすサイクルコンピューターです。
- Edge 850 は、64GBメモリと内蔵スピーカーを備えた上位モデル。音声ナビや大量データ保存に対応し、本格的なトレーニングやレース志向のライダーに最適。
- Edge 550 は、必要十分な機能を搭載しつつ価格を抑えたコスパモデル。ツーリングや日常のライドには十分な性能で、初めてGarminを導入する人にもおすすめ。
結論
- レース・トレーニング重視 → Edge 850
- ツーリングやコスパ重視 → Edge 550
という選び方が目安になります。
どちらを選んでも、あなたのライドをより快適で安全にサポートしてくれることは間違いありません。
購入を検討している方は、自分のライドスタイルに合わせて最適なモデルを選んでみてください。
前モデルの840
前モデルのEdge 540