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ガーミンで筋トレ回数を賢く管理!設定・操作の完全ガイド

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「本記事での製品評価・位置づけは、筆者の主観や実際の使用経験に基づくものであり、すべてのスマートウォッチ・アプリを網羅的に比較したものではありません。」
「本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。」

筋トレの回数管理、まだ手書きやメモアプリでやっていませんか?

実はガーミンには、腕の動きから Rep(回数)を自動カウントする機能 があり、うまく設定すれば「セット数・重量・種目」まで一括で記録してくれます。

※Rep自動カウントは対応モデルのみの機能です。

しかし——

  • カウントがズレる
  • 種目が間違って検出される
  • そもそも設定方法がよくわからない

という悩みも多く、「ガーミンの筋トレ機能を使いこなせていない」人が非常に多いのも事実です。

そこで本記事では、

  • ガーミンで筋トレ回数を正確に記録するための設定
  • Reps自動カウントを安定させる操作方法
  • Garmin Connectでの編集・補正方法
  • アクティビティのカスタム設定

を、初心者でも迷わないように徹底解説します。

この記事を読むだけで、筋トレの記録が自動化され、トレーニング管理が一気にラクになるはずです。

目次

筋トレ管理におすすめのGarminはこちら




ガーミンで筋トレ回数を管理するメリット

筋トレの内容を紙やメモアプリで管理していると、「書くのが面倒」「どこにメモしたか分からない」「過去との比較がしづらい」といった小さなストレスが積み重なります。

その結果、せっかく頑張っているトレーニングの内容が残っておらず、「何となくやっているだけ」で終わってしまうことも少なくありません。

ガーミンの筋力トレーニング機能は、ランニングやサイクリングほど知られていませんが、実は非常に優秀です。

とくに 「Rep(回数)自動カウント」機能と、種目・重量の記録管理が一括でできる点 は、他社スマートウォッチと比べても大きな強みです。

ここではそのメリットをわかりやすく整理します。

手入力なしで自動カウントできる

筋トレ中に毎セットごとノートやスマホを開いて回数を書くのは、思っている以上に集中力を削がれます。

ジムが混んでいるタイミングだと、メモしているあいだにベンチやマシンを取られてしまう…という経験をした人も多いはずです。

最大のメリットは、腕の動きを検知してRep(回数)を自動カウントしてくれる点です。

これにより「数え間違い」「数え忘れ」を防げるのはもちろん、トレーニング中は動作だけに集中できるようになります。

  • ノートに記録する手間がなくなる
  • スマホを触る時間が減る
  • トレーニングの集中力が落ちない

という大きな利点があります。

トレーニング履歴が正確に残る

その場でメモをしないと、「あれ、この前は何キロで何回やったっけ?」と直前のトレーニング内容すら思い出せないことがあります。

特に仕事終わりや週数回ペースのトレーニングだと、細かなセット内容までは覚えていられません。

自動カウントされた回数は、そのまま以下の項目と共に正確に記録されます。

  • 種目
  • 回数
  • 重量
  • セット時間
  • 休憩時間

これらがGarmin Connectに自動保存されるため、長期的な成長を見やすく管理できます。

トレーニング日誌をつける感覚で、あとからじっくり振り返ることもできるようになります。

>>Garmin Connect アプリ

重量・セット数と紐づいて可視化できる

「今日は追い込めた気がする」「最近あまり伸びていない気がする」といった“感覚ベース”だけでは、本当に成長しているのか判断が難しいですよね。

ガーミンなら、Rep数だけでなく重量やセット数とも紐づけて記録されるため、「どの種目でどれくらいのボリュームをこなしているか」が一目で分かります。

Garmin Connect では、セットごとの

  • 重量
  • 回数
  • ボリューム(重量 × 回数 × セット数)

が自動集計され、グラフ化も可能。

進捗管理がとても楽になります。

「なんとなく頑張る」から「数字をもとにトレーニングを組み立てる」に変わることで、筋トレの質も一段階上げやすくなります。

筋トレ回数を自動で記録するための基本設定

Rep自動カウントを活かすには、まずウォッチ側の初期設定をきちんと整えることが重要です。

ここを曖昧なまま使い始めてしまうと、「うまくカウントされない」「そもそも筋トレモードが見つからない」といったつまずきが起きがちです。

Repカウントの精度を上げるには、まず ウォッチ側の設定 が重要です。

この章では、トレーニング前に最低限やっておきたい準備と、誰でも迷わず設定できる手順を解説します。

筋トレアクティビティをウォッチに追加する手順

最初にやるべきなのは、「筋力トレーニング」アクティビティ自体をウォッチに追加することです。

デフォルトの状態だと、ランニングやサイクリングは表示されていても、筋トレがメニューに出ていないモデルもあります。

アクティビティ → 追加 → 筋力トレーニング(Strength Training)

を選択するとウォッチに追加できます。

追加後は、よく使う種目として並び替えておくのがおすすめ。

ワンタッチで筋トレモードを起動できるようにしておくと、ジムでの操作もスムーズです。

筋力トレーニングモードの初期設定

筋トレモードを追加したら、次は中身の設定です。

ここをしっかり整えておくことで、「勝手にカウントが止まる」「休憩が記録されない」といったトラブルを防ぎやすくなります。

Repカウントが正しく動作するためにチェックすべき設定は以下。

  • レップの自動検出:ON
  • セット自動検出:ON
  • 休憩タイマー:ON(必要に応じて)

まずはこの3つをオンにしておけばOKです。

※実際のメニュー名や配置は、機種・ソフトウェアバージョンによって異なる場合があります。

細かな名称が違っても、「レップ自動検出」「セット検出」「休憩タイマー」に相当する項目を探してオンにしておきましょう。

センサー感度(Rep カウント)の確認ポイント

どれだけ設定を整えても、時計の付け方や動かし方が適当だと、どうしてもカウント精度は落ちてしまいます。

Rep自動カウントは、ウォッチの加速度センサーやジャイロセンサーが腕の動きを検知することで成り立っているからです。

センサー(加速度・ジャイロ)が正しく動作するための条件は以下。

  • 時計は手首の骨より少し上
  • ベルトは適度な締め具合
  • 動作は毎レップ同じ軌道
  • 無駄に腕を振らない

これだけでRep精度が大幅に上がります。

「最近カウントがズレるな」と感じたら、フォーム以前にまずウォッチの装着位置や締め具合を見直してみてください。

ガーミンのReps自動カウントを精度よく使うコツ

Rep自動カウントはとても便利ですが、「魔法の機能」ではないので、種目やフォームによって誤差が出ることがあります。

とはいえ、いくつかのポイントを押さえるだけで、体感できるレベルで精度を上げることが可能です。

Rep自動カウントは便利ですが、種目・フォームによって誤差が出ることがあります。

ここでは精度を高めるコツを解説します。

正しくカウントされる動作の条件

どんな動きでも同じように検出されるわけではなく、「得意な動き」と「苦手な動き」があります。

まずはガーミンが得意とする動作パターンを理解しておくと、「どの種目でRepを頼るべきか」の判断がしやすくなります。

以下の条件を満たす種目は特に精度が高いです。

  • 腕の角度が安定
  • 一定リズムで動く
  • 反動を使わない
  • 左右差を少なくする

誤カウントを防ぐフォームのポイント

同じ種目でも、フォームが乱れているとセンサーが「別の動き」と判断してしまい、カウント漏れや誤検出につながります。

逆に言えば、Repを安定させるフォーム作りは、そのまま筋トレの質の向上にも直結します。

  • トップ・ボトムで止まりすぎない
  • 毎レップ軌道を揃える
  • レストポーズ法は誤検出が出やすい
  • パーシャルレップは極力避ける

これらを意識するだけで精度が安定します。

「Repのためのフォーム調整」が、そのまま「効かせるフォーム」にもつながっていきます。

自動検出されやすい種目/されにくい種目

全ての種目で同じようにカウントされるわけではないので、「自動で任せる種目」と「あとから編集前提の種目」を分けておくとストレスが減ります。

まずは、Repカウントと相性の良い種目から使い始めるのがおすすめです。

◎ カウントされやすい

  • ベンチプレス
  • ダンベルカール
  • ローイング系
  • ショルダープレス

△ カウントされにくい

  • ケーブル種目
  • マシン系
  • スクワット・デッドリフト系

認識しづらい種目は、後から Garmin Connect で編集するのが最も確実です。

「全部を完璧に自動カウントしよう」とせず、得意な部分だけうまく任せるのがコツです。

Garmin Connectで回数・重量を編集する方法

どれだけ設定やフォームを整えても、誤カウントや入力漏れはどうしても発生します。

そんなときに「もういいや」と記録自体をあきらめてしまうのはもったいないので、あとから簡単に編集・補正できることを知っておきましょう。

誤カウントや重量の入力漏れはよくあるので、Garmin Connect で補正できることを知っておくと便利です。

この章では、スマホアプリからの具体的な編集手順と、よくある修正パターンを整理して解説します。

スマホアプリでの編集手順

トレーニング後にサクッと修正したい人は、Garmin Connectアプリからの編集が一番手軽です。

電車の中や帰宅後のスキマ時間で見直せるので、「その日のうちにログを整える」習慣もつけやすくなります。

  1. Garmin Connect → アクティビティ
  2. 筋力トレーニングを選択
  3. 編集 → 各セットを修正
  4. 保存

これだけでOKです。

慣れてしまえば1回のトレーニングの見直しも数分で完了します。

>>Garmin Connect アプリ

セットの追加・削除

Repが余計にカウントされてしまったり、逆に1セット記録し忘れてしまったりするのは珍しくありません。

そういった細かなズレを放置すると、トレーニングボリュームの集計が狂ってしまうので、ここでサクッと直しておきましょう。

  • 誤カウント時は不要セットを削除
  • 記録忘れはセットを追加して補正

重量・回数の編集

重量に関しては、自動で判定されるわけではないため、どうしても手動入力が必要になります。

とはいえ、すべてをジムで入力する必要はなく、トレーニング後にまとめて編集するスタイルでも問題ありません。

重量は自動記録されないため、必要に応じて手動で入力します。

Rep数だけでなく、重量も合わせて記録しておくことで、トレーニングのボリューム管理がぐっと精密になります。

種目名の変更

同じ動きでも、ベンチプレス、インクラインベンチプレス、ダンベルベンチプレス…といった細かな違いがあります。

自動検出ではこのあたりがまとめて判定されてしまうこともあるため、種目名を整理しておくと分析がとても見やすくなります。

誤検出されやすい種目(背中・胸の派生種目など)は、正しい名前に変更しておくと分析が整理されます。

「どの種目をどれだけやっているか」が一目で分かるようになるので、メニューの偏りにも気づきやすくなります。

履歴を週・月単位で確認

修正まで終わったら、最後に履歴を俯瞰して見る習慣をつけておくと、トレーニングの継続モチベーションにもつながります。

単発の1日だけでなく、週・月単位で見ることで、「この1ヶ月でどれくらい成長したか」がパッと掴めるようになります。

  • ボリューム推移
  • 種目ごとの頻度
  • 重量の伸び

などをチェックして成長を可視化できます。

数字で変化が見えると、「次はこの種目をもう少し増やしてみよう」といった前向きな改善もしやすくなります。

筋トレアクティビティを自分仕様にカスタムする方法

初期設定のままでもある程度は使えますが、ガーミンの真価が発揮されるのは「自分のメニューに合わせてカスタムしてから」です。

よく使う種目や必要な情報を優先的に表示できるようにしておけば、トレーニング中の操作ストレスも大きく減らせます。

ガーミンは筋トレ機能を細かくカスタムできるため「使い勝手」を大きく向上できます。

この章では、最低限やっておきたいカスタマイズの方向性を紹介します。

筋トレ種目を事前に登録する

毎回トレーニングのたびに、ゼロから種目を探して選ぶのは意外と手間がかかります。

よく行うメニューが決まっているなら、あらかじめリストを作っておくだけで操作がかなり楽になります。

自分がよく行う種目を事前登録しておくと、後から編集するときも便利です。

「ベンチプレスの日」「背中の日」など、自分の分割法に合わせて種目を揃えておくと管理もしやすくなります。

データ画面のカスタム(Rep表示・休憩タイマーなど)

筋トレ中に一番確認したいのは「今何回目か」「セット時間・休憩時間はどれくらいか」といった情報です。

これらを見やすい配置で表示しておくことで、チラ見するだけで状況を把握できるようになります。

おすすめ表示項目は以下。

  • Rep カウント
  • セット時間
  • 休憩タイマー
  • 心拍数

Repを大きく表示するレイアウトが最も扱いやすいです。

心拍数を一緒に出しておくと、追い込み具合の目安としても活用できます。

ウォッチモデルごとの特徴

同じガーミンでも、シリーズによって操作感や画面構成が少しずつ異なります。

自分のモデルの得意・不得意を知っておくと、「これはタッチ操作メインで」「これはボタン操作中心で」といった使い分けもしやすくなります。

  • Fenix/Epix:最強の筋トレ性能
  • Venu:タッチ操作で扱いやすい
  • Forerunner:ランナー兼用に最適
  • Instinct:シンプル操作&タフ仕様

筋トレ目的ならまずはこのモデル




自分のモデルに合わせて設定すると使いやすさが段違いです。

同じ設定でもモデルによって操作ステップが少し違うので、自分のウォッチで一度実際に触りながら調整してみるのがおすすめです。

ガーミン筋トレ計測をもっと便利にする活用術

基本的な設定と編集方法を押さえたうえで、さらに一歩踏み込んだ使い方を取り入れると、「ただ記録するだけ」から「記録をもとにトレーニングを設計する」段階へ進めます。

ここでは、日々の筋トレをもっと快適にするための小ワザ的な活用術を紹介します。

ここからは一歩進んだ応用。

休憩タイマーを自動スタート

インターバル管理は地味ですが、トレーニングの質を左右する大事な要素です。

手動でタイマーアプリを起動していると毎セットの操作が増え、つい休憩時間が伸びてしまうこともあります。

セット終了と同時に休憩タイマーが動き出すため、インターバル管理が劇的に楽になります。

決めた休憩時間を守りやすくなり、トレーニング全体のテンポも整いやすくなります。

お気に入りワークアウト作成

毎回ジムに着いてから「今日は何をやろうかな」と考えていると、それだけで時間と集中力を使ってしまいます。

あらかじめ定番のメニューをワークアウトとして登録しておけば、「メニューを考える時間」を丸ごと省略できます。

定番メニューを登録しておくと、当日実行するだけで種目選びの時間がゼロに。

曜日ごとに「胸・背中・脚」などのワークアウトを作っておくのもおすすめです。

Garmin Connectで進捗分析

記録を取るだけで満足してしまうともったいないので、定期的にデータを眺めて「どこが伸びているか」「どこが弱点か」を把握しておきましょう。

特にボリュームや最高重量の推移は、成長具合を客観的に見るうえで非常に参考になります。

  • ボリューム推移
  • 最高重量の変化
  • 種目の偏り
  • 成長の停滞

をグラフで可視化でき、改善ポイントが明確になります。

「最近この種目のボリュームが落ちている」「脚のトレーニングが少ない」など、数字が気づきを与えてくれるようになります。

まとめ:ガーミンは設定次第で筋トレ管理が圧倒的に楽になる

ここまで見てきたように、ガーミンの筋トレ機能は、初期設定とちょっとしたコツさえ押さえれば「手書きメモには戻れない」レベルで便利になります。

Rep自動カウント・編集・カスタム・分析まで一通り仕組み化しておけば、あとはトレーニングを続けるだけで勝手にログが蓄積されていきます。

ガーミンの筋トレ機能は設定さえ整えれば非常に強力で、

  • Rep自動カウント
  • 重量・回数の簡単編集
  • 種目登録・ワークアウト作成
  • 分析機能で成長管理

と、筋トレを自動化しながら可視化できる非常に優秀なのスマートウォッチといえます。

記録のストレスが減り、トレーニングに集中できる環境が整うため、ガーミンを使いこなす=筋トレ管理が圧倒的に楽になるということです。

ぜひこの記事の内容を活かして、ガーミンであなたのトレーニングを賢く管理してみてください。

筋トレ用に選ぶなら、まずはこのガーミンをチェック